Takacoです。ポートフォリオの記録が書き終わって、せーせー気分です。あの文章、他の人には全く参考にならなそうで、、書く意味ってあったのかなーー? とすら思っています。
ま、、、参考になる必要もないかーー。
東京国立博物館、通称トーハクでは、鳥獣戯画展の興奮が醒めな中、次の特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」が始まったので、なるべく早く行かなきゃーーと開幕1週間後に行ってきました。

久しぶりに本館特別5室展示です。ここに特別展の看板を見るのも久しぶりです。今回はコロナ対策で事前予約制になっています。
アプリで買う場合は美術展ナビというものを利用するのですが、私はこれを使ったのでこの美術展ナビについては語れるので語っておきます。
まずは入口で美術展ナビのチケットの画面を見せます。そうするとスタッフの指示により、どんどんアプリの先に進むように指示されました。で、展示室に入るための画面まで行かされ、「この画面を入口で見せてください」と言われました。
で、入口でこの画面を見せると、次の画面に行くようにと指示され、、、次の画面はQRコードを読み込むための画面で、スタッフの方が用意したQRコードを読み込んで中に入るというシステムでした。
美術展ナビって以前、「ハマスホイとデンマーク絵画」の時にも使ったのですが、ハマスホイの時はQRコードを読み込むってことはなかったので、最近始まったか、今回から始まったシステムなのかも。。。
コロナ禍だしね。。
中に入ると結構人がいて驚く。
結構人気の特別展じゃない??? と驚きを隠せない。。正直私は「そんな混んでないだろーーう」と舐めていたので。。
今回の企画展の一番の見どころである「十一面観音菩薩立像」は展示室の真ん中やや奥にあり、展示室に入ってすぐに目に入った。
展示位置としてはやや高めに置かれ、後から実感するのですが、映り込みの少ないケースに入ってました。
ケース自体もかなり高さに余裕を持った作りになっていて、おそらく今回の展示のために作られた展示ケースだと思う。
とりあえず展示順にのんびり見ることにしました。
山ノ神遺跡出土品なんかがあって奈良の歴史を感じます。(十一面観音菩薩立像がいるのは奈良の聖林寺なので)
そしてメインの十一面観音菩薩立像の前に辿り着きます。
展示位置が高いせいか、とっても大きく感じました。大きく感じるのに、腰とか細く感じて、、ちょっと不思議でした。
この仏像は木心乾漆造りで、今回東京では初公開。全角度から拝めることができるので、展示室内は熱心な方が多く感じられました。
「何度も見に行っているけど、こんな角度で見るのは初めてだ!」と興奮気味に言っている方もおられました。。(無知な自分が恥ずかしくなりました)

本物見るまでは美しい、耽美的なイメージすらあったのですが、本物を見ると意外に逞しく感じました。。
横から見ると姿勢はお腹が出ている感じで、不思議なものでした。(前のめりが多いイメージだったので)
指まで美しく、奈良時代に作ったと思うと、、すごい! としか言いようがないし、ここまで美しく保存されたことを思うと、、どんだけの人の思いが込められた十一面観音菩薩立像なんだ! と思いました。
冷静な視点としては、今回もトーハクの展示は素晴らしくって、十一面観音菩薩立像に影ができないように、かなり考えられたライティングになっていたと思う。思わず、、天井のライトをじっと見てしまった。
展示室を出るとミュージアムグッズが売ってました。今回は奈良のお土産とかも売ってましたよ♪
御朱印がめちゃくちゃかっこよかったです。(コロナ対策のため、既に御朱印が書かれた紙を売っているというシステムでしたが、、日付を書くためにお寺の方が来てました。。。お疲れ様です)
思った以上に人気の企画展なので、興味がある人は早めにくことをすすめます!